2016年1月17日日曜日

よつあみ チェルム アンバーコードSG 0.2号 インプレッション



極フィネスにこそライトゲームの楽しみがある。

ボクはそう思います。




ライトゲーム時はごく一部を除いて、常に「細く、より細く」。

太くなればなるほど、もちろん強度は上がるが、リグ(特に軽量リグ)に対してナチュラルにアクションが加えられなくなると思っている。

ラインが太い=ラインが重い

そうすると、リグとアングラーの間にあるラインはより直線形状から遠ざかることになる。

太ラインを使ってアングラーはロッドアクションでリグ操作をしているつもりでも、
・ライン自重からくるスラックにより予想外にリグが動いていない
・潮や風による抵抗が大きく、リグがアングラーの意図しないような動きをする

ということが起こる。

特に

渋い

とか

活性が低い

とか

アジの群れが薄い

といった場面では、リグを適切な位置で適切なレンジに落とし適切なアクションを加える、ということが重要なので、上記の「太ラインによるアングラーが制御できない動き」というのは非常に厄介なのである。

細ラインを使うにあたり、もちろん

「根掛かり上等!時間がもったいないからライン切っちゃえ!」

といった、短絡的かつ自己中心的考えはないことも付け加えておく。

陸地の清掃活動はできても、海中の清掃活動は困難ゆえ、海中にゴミを残すことは極力避けたい(もちろん魚にルアー引っ掛けたままラインブレイクもね)。

そういったことに関しては、「根が荒い地帯ではボトム中心のゲーム展開はしない」「ドラグはやや弱めに設定し、アワセ切れやファイト中のラインブレイクは未然防止する」等を心がけている。

閑話休題。

さて、今回はアンバーコード 0.2号のインプレを致します。

最初は0.4号から入ったが、強風や急流時では釣り自体が困難かつ、普段の釣り場でそこまでの強度を必要とする場面もないので、最終的に0.25号という中途半端な号数を経て、0.2号に行き着いた(のちほど0.175号があることを知る・・・)。

さてこのライン。

第一印象は、

・強い
・感度高い
・普通のエステルよりコシがある

と感じた。
ネガはなし。

ちなみに比較対象は

アジングマスター:強度劣化激し過ぎ。200m巻きは評価する。
ジョーカー:普通。可もなく不可もなく。でも実質150m単位で使うのが気に食わない。
ピンキー:伸び過ぎ。弱過ぎ。200m巻きは評価する。
鯵ingPET:普通。150m短い。

という感じで、どれも満足を得られないままエステルラインを巻いては変え、巻いては変え(一応使い切ってからね)。

で、行き着いた先のアンバーコードには非常に満足しており、正直これを越えるエステルラインってないんじゃないか、とも思った。

結局、別のラインに落ち着くことになるが・・・それはまた別のお話

・強い

とにかく強いですわ。
公称1.2lb。
ジワーッと掛ける力にも、瞬間的に掛ける力にも強い。

ここでまた閑話休題。
ラインの話をする際は避けては通れない号数の話。

Wikipediaによると—

日本では釣り糸の太さは号数で表記され、号数が大きい程太くなり、引っ張りに対する強さと断面積に比例している。メーカーによって多少誤差があるが、概ね以下のようになっている。また、欧米発祥であるルアーフィッシングフライフィッシング向けのものはポンド(Lb)単位で強度が表され、製品によっては両方が併記される場合もある。
なお、号数やポンドの表記に関してはJIS規格等のように法的根拠がないので留意されたい


らしい。

要約すると

日本でメジャーな号数表記は規格としての法的根拠がなくて、メーカーごとに誤差はあるけどだいたい一致してるよ

ということ。らしい。

しかし、一応、その昔東レが発売したナイロンラインにおいて、一定の長さにおける質量を元に号数が決まったらしく、1つの指標はあるのでご紹介。

こちらのページを参考にする(一応その他の情報との一致性も確認済み)と・・・

号数 | 平均直径
0.175 号0.069 mm
0.2 号0.074 mm

ということらしい。

で。えーと。

アンバーコードって0.2号って線径なんぼでしたっけ?

よつあみ チェルム アンバーコード調べてみると。



0.2号=0.079mm


( ゚д゚) ・・・ 

(つд⊂)ゴシゴシ 

(;゚д゚) ・・・ 

(つд⊂)ゴシゴシゴシ

(;゚Д゚) …!?

太くね?

よつあみさんよつあみさん。

天下のよつあみさん。

号数通りの太さに定評のよつあみさん。

0.2号は、一般的には0.074mmらしいですよ。

なるほど。どうりで強く感じるはず。

平均直径0.074mmとされる0.2号の土俵で、よつあみは0.079mmを持ち込んで、「0.2号だ」と言っている。

ボクシングならウェイトオーバーしてるのに試合しちゃう不正ですよ。

八百長ですよ。

八百長は違うか。

ちなみによつあみが謳う0.2号=線径0.079mmは0.225号だそうです。

うーむ・・・ちょっとガッカリ。明確な規格がないからちょっとくらい太くてもいいでしょ、的考えなんかなあ。

よつあみ信者によると、「よつあみは太さに不正なし!」のはずなんやけど・・・。

ということで、強さについては、「表示号数より若干太いからこそ」とも言える。

また、素材としての比重が1.41と重い(ピンキーやジョーカーは1.38)のも何か秘密がありそうだ。フロロをちょっと混ぜてるとか?

ここはよく分からん。

が、強い。というのは事実。

しかも姑息な事に、強度は平均ではなく、Maxのみ記載している。

太さサバ読むだけでは飽き足らず・・・

姑息や・・・姑息過ぎる。

・感度いい

前述の、強い、とちょっと似てるけど、強い=伸びない=感度いい、ということになる。

もちろん、「ラインを張った状態」での感度はPEには劣る。

しかし、海中においてラインを張る、ということが、浮力のあるPEでは困難で、素材の感度の高さを浮力がスポイルしてしまっている。

そういうわけで、ライトゲーム(特にアジング)にエステルが用いられたわけですね。

このライン、とにかく伸びないので、よ〜く伸びるピンキーではボヤけるアタリもしっかり取れる。

強い、感度いい、とエステルラインの弱みを解消しつつ、強みを伸ばしている印象。

まあ、太さサバ読んでるんですけど・・・

・普通のエステルよりコシがある

これはたぶん太いことと、比重が大きく、素材がちょっと違う(っぽい)ことに起因しているんじゃないかと思う。

だからといって巻き癖で飛距離が落ちるとかライントラブルが多いとかそういったことはないので、まあ特筆すべきことでもない。

あ。

ラインがトラブる!
このラインだめ!

と叫ぶライトゲーマーの皆さん、キャストして、ベール返したら、ラインをドラグ鳴るくらい引っ張って、スプール上のラインの遊びをしっかり取ってからリトリーブ開始する、くらいはやってますよね?

これやってればスプール上でのトラブルってほぼ皆無ですよ・・・(フロロは知らん・・・)

・総評

号数サバ読んでる
ことと、あと1つ、
150m巻きが気に食わなくて、

結局このラインは卒業しました。

しかし、
ちょっとぐらい太くても気にしない
よつあみが好きだ
150m巻きでいい
という方はこのラインを選ばれてもいいのでは。

個人的には、

残り50mを切るくらいでラインを交換する=実質100m程度しか使えない、と考えると、もったいない。

表示号数サバ読んでるのは嫌だ。

という理由で、ちょうどタイムリーに発売されたSUNLINE 鯵の糸0.2号(240m)に乗り換えました。

そちらのレビューはまた追々。
個人的には鯵の糸がおすすめ。
尺くらいまでのアジ相手なら0.2号で十分ですよ。


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