2016年7月26日火曜日

KAHARAジャパンのKJリップグリップ(フィッシュグリップ)を潤滑するのに最適なグリスを調べてみた



先日、KAHRAのKJリップグリップのレビューを書きましたが、実はちょこちょこ修正/編集/追記してます。

【フィッシュグリップ】KAHARAジャパン KJ リップグリップ【質実剛健】

で、新しく来た1本なのですが、アームを開く動作で摺動部のシャリ感があるので、ちょっと潤滑してやろうと思います。

が、グリスってなんかいっぱいあったよな?
各々、どんな性能なんだ?

から調べてみました。


条件は

・海で使用(場合によっては海水に浸かることもあり)
・分解メンテはちょいちょいできる
・追加注油は容易
・電界融着を起こさない

といったところ。

特に海での使用想定があるので、水で流れてしまうとか、水分で乳化しやすいものはOutですな。
金属同士に対する潤滑なので、電界融着を引き起こすものもOut。

で、調べてみると、グリスには大きく分けて3種類ある模様。


1. 万能(リチウム)グリス
2. モリブデングリス
3. シリコングリス

うちにジャバラ容器に入ったグリス(たしか15年くらい前に買ったもの!)がありますが、これはたぶん万能グリスですな・・・。

特徴をまとめると

■価格(高い>安い)

シリコン > モリブデン > 万能


■防水性(高い>低い)

シリコン = 万能 >>>> モリブデン


■耐熱性(高い>低い)

シリコン > 万能 >>>> モリブデン

ゴムや樹脂への攻撃性、という項目もありますが、今回の用途(フィッシュグリップの潤滑)には不要な性能なので割愛しました。

耐熱性に関しては、真夏の灼熱の車内(50℃くらい!?)を想定していますが、そもそもグリスの耐熱性として語られるのは100℃付近である為、まあこの項目も記載はしましたが、さして気にすることもなさそうです。

ということで、とりあえず性能だけ見るとシリコンにしとけばいいんじゃね(耐熱性もあるし)、ってことになるのですが、どうも金属同士の潤滑にこのグリスは使用しないらしいのです。電界融着とか起こすのですかね?

使い分けとしては、

シリコングリスはゴム部品周辺のみ(高いので)、
耐水性がいらない(露出しない)部分にはモリブデングリス、
その他はとりあえず万能グリスでOK

みたいなノリのようです。

そういうわけで、慣習に則って、ボクも万能グリスでフィッシュグリップを潤滑してみようと思います。



ジャバラ容器のグリスは、塗布する際にバラす必要があるので、スプレーグリスがいいですな。

間違っても耐水性のないモリブデングリスを使ってはいけませんぞ。




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